江川邸公開事務室より 平成19年春版    19-


花と若葉の季節となりました。
暖かな2月と、寒い3月で、さくらも開花に困った様ですが
4月初日には満開になってくれました。
今回は邸内の珍しい桜をご紹介いたします。
下段、3枚の写真は、春に桜花、秋にもみじの紅葉、それに冬の寒さの中にも
緑の葉をつける樫の木が、1本の桜の木に着生(または寄生) しています。
親木の桜は推定樹齢80年の そめい吉野。樹高約12m。
寄生木は2種あり、高さ約2mの桜の又に樹齢10年以上のもみじが、
また3mの高さには樹齢10年弱の 樫の木が着生しています。
これらは、種子が風か動物により運ばれ、親の桜に着生したと推定される 
非常に珍しい生態がご覧になれます。     4/7 記

春のパン祖の碑     4/1 撮影 韮山役所跡と紅カナメ    4/1 撮影
親木の開花状態 寄生木の もみじの紅葉 樫と もみじの根は桜の幹に



   

  新緑の内庭公開  
 
 
 平成19年4月28日()〜5月6日(

邸内には室町時代につくられた
通常は、非公開の内庭があり、
今回、期間限定で公開されます。
新緑の中で、歴史を肌で感じ、
癒しの空間での散策を
しばしお楽しみ下さい。

内庭公開時間は 午前10:00より
     午後 3:30です。
新緑の内庭     H18/5/7撮影  

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