江川邸公開事務室より 平成22年初春版     22-
昨年は国文祭のイベントが数多く実施されました。
江川太郎左衛門(坦庵)をメインテーマで、多くの方々の
お陰を持ちまして立派な催し物がおこなわれ、感謝いたしております。
本年最初の江川関連のイベントといたしまして
パン祖のパン祭りが2月早々の実施予定です。
今回で第4回になりますが、これも多くの方々の
ご努力が伊豆の国市の初春のイベントとして
                 定着してまいりました。      1/18 記                  

 第4回パン祖のパン祭り
第4回 パン祖のパン祭は、伊豆の国市パン祖のパン祭り実行委員会の企画により、
実施されます。
パンにちなんだ各種イベントをAXISかつらぎで行われます。
全国高校生パンコンテスト、パン関連加工食品の販売、輪投げパン、さいころパン、その他
盛り沢山なイベントが計画されています。パンの試食も楽しみです。


 日時  2月6日 (土)  2月7日 (日) 10:00〜
 場所  アクシスかつらぎ


  パン祖の由来
 江川太郎左衛門は兵糧パンの必要性を考えていた折、 高島秋帆先生の門人で、長崎のパン職人であった作太郎の出府を知った坦庵は、柏木忠俊に命じ長崎でパン製造を学ばせ、パンの試験焼きを行った。
これが 天保13年(1842)4月12日であり、此処に江川坦庵が「パン祖」、と言われる由来があります。
 このパンは、保存食、携帯食として重宝で、韮山塾の門人を通じて、全国に広まって行きました。
170年前の4月12日が、日本のパンの発祥の日となり、パン業界ではこの日を記念して
 「毎月12日をパンの日」 と決めています。


結果記録

パン祖のパン祭は、2月6、7日に盛大に実施されました。
全国のパンメーカーさん約15社の販売をはじめ、バンド演奏や、
ぬりえコンテストなどのイベントが実施され、また高校生によるパン作りコンテストは
初日に完成させた出場者は、2日目に反射炉、江川邸の見学後、メイン会場において、
審査、プレゼンテーションが実施されました。優勝は岩手県立盛岡農高の森さん、
2,3位は静岡農高の山中さん、片山さんが選ばれました。     2/10記
坦庵さんのオブジェ作成の田方農高の皆さん 2/6撮影
パン祖のパン祭りの記事 静岡新聞より 坦庵さんぬりえも多くの応募がありました


年始めに毎年実施しております具足開きは、昨年夏に、江川家41代当主が
逝去いたしましたので、本年は、喪に服し、実施いたしません。

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